第2回 3歳の遊び

今月のテーマは、<3歳の遊び>です。

1. 3歳になってできてくること

体の動き、ことば、気持ち、社会性などさまざまな面で発達する時期ですが、体の動きについては、手先を使った細かい動きができるようになってきます。洋服のボタンを自分でかけたり、クレヨンを使って丸や三角(らしきもの)を書いたり、ハサミも使えるようになってきます。社会性については、おもちゃを貸し借りしたり、順番に使うなど簡単なルールがわかってきます。ことばについては、「こんなことばも使うんだ!」とこちらが驚くほど、表現が増えていきます。

2. 3歳で楽しめる遊び

手先が器用になり、色の名前もわかってくるため、クレヨン、色えんぴつなどを使ったお絵描きが楽しめます。ハサミも使えますので、お母さんやお父さんと一緒に、折り紙を好きな形に切って、画用紙にはり、作品を作ってかざるのも楽しいですね。

この時期、お友達の近くで遊ぶことを好むようになります。しかし、相手に合わせて一緒に遊ぶということはまだむずかしく、それぞれが好きな遊びを同じ場で楽しむ程度です。しかし簡単な交代のルールなどはわかりますので、公園ですべり台を順番に使う、あるいはお父さんやお母さんがお子さんに合わせて、おにごっこやかくれんぼをするなども楽しめます。

ことばについてはさまざまな表現を吸収する時期ですので、絵本の読み聞かせもいいですね。かわいいものが好きな女の子には「わたしのワンピース」(西巻茅子 作・絵, こぐま社)、ドキドキハラハラを喜ぶ子には「よかったねネッドくん」(レミー・チャーリップ 作・絵, 八木田宣子 訳, 偕成社)、やさしい気持ちになりたいときは「そらまめくんのベッド」(中屋美和 作・絵, 福音館書店)などいかがでしょうか。もちろん、お子さんのお気に入りの本が見つかればそれが一番!何度も読み聞かせてあげることをおすすめします。

3. 参考図書

  1. 中島誠, 岡本夏木, 村井潤一.シリーズ人間の発達7 ことばと認知の発達.1999.東京大学出版会.
  2. 金柿秀幸編. 幸せの絵本.2004. ソフトバンククリエイティブ株式会社.